TSDによるSSについて
速さではなく正確性を求めるスペシャルステージ
TSDとは
【TSDとは】
TSD(Time-Speed-Distance)ラリーとは、自動車競技(ラリー)の一種で、「指定された速度(Speed)」と「距離(Distance)」をもとに、「正しい時間(Time)」で通過することを目指す、正確性を競うタイムラリーです。スピードを競うラリーとは異なり、交通ルールを守りながら、いかに正確に計算されたタイムでチェックポイントを通過できるかがポイントとなります。
【TSDラリーの主な特徴】
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「速さ」ではなく「正確さ」が勝敗を決める: 早くチェックポイントに到着しても、遅く到着してもペナルティ(減点)になります。
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ドライバーとナビゲーターのチームワーク: ドライバーは車を運転し、ナビゲーターはコマ図(地図)や計算機を使って、指定された速度で正確に走行できるように指示を出し続けます。
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公道を使用: 一般の交通ルールを守りながら走行します。
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計算と予測: 提示された平均時速に基づいて、次のチェックポイントまでの到達時間を計算する必要があります。
【主な競技内容】
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指示速度(スピード): 区間ごとに設定された制限速度、あるいは平均速度を走行する。
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距離(ディスタンス): コマ図に示されたルートを走行する。
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時間(タイム): チェックポイントに「正確な時間」に到着する。
TSDラリーは、初心者でも参加しやすく、ファミリーや友人同士でも楽しめるモータースポーツとして人気があります。
【競技方法】
競技は以下のステップで進みます。
速度の指示: 主催者から「この区間は時速30kmで走ってください」という指示速度(アベレージ)が与えられます。
時間の計算: ナビゲーターが「時速30kmで〇〇km地点を通過するのは、スタートから何分何秒後か」という目標時間を計算します。
走行と調整: ドライバーは計算された目標時間に合わせるよう、速度を微調整しながら走行します。
このように、自動車のラリーでは、ドライバーとナビゲーターが役割分担をして競技に臨みます。
奥州トレイルチャレンジにおけるSS(スペシャルステージ)の設定
【SSの試行】
これまで、奥州トレイルチャレンジの開催するラリーは、ルートブックを使ったルート探しと、設定されたCPをクリアすることを中心に展開してきました。3年目の2026年シーズンからは、試行的に新たな楽しみとしてTSD形式のSSを開催します。
【奥州トレイルチャレンジにおけるSS】
自動車による競技と異なり、奥州トレイルチャレンジはバイクによる競技のためライダーはナビゲーターを兼ねる事になります。また、ラリーカーに搭載されたTSDに対応したラリーコンピュータもありません。
そのため、奥州トレイルチャレンジにおけるSSでは、ライダーは、スピードメータを見ながら、指定速度ぴったりで走行することを目指します。しかし、道路はカーブがあったり、信号があったりして、指示速度通りに走り続ける事が難しい場合があります。交通ルールを守りながら、いかに指示速度を保ってSSの区間を走りきるか?それが奥州トレイルチャレンジのSSです。
【SSの表記】
SSはひとつのラリーで数か所設定されます。
SSのスタートは、ルートブックのコマ図に①SS名 ②スタート地点であること ③指定速度が表記されます。
SSのゴールは①SS名 ②ゴール地点である事 ③指定速度が終了である事が表記されます。
SSのスタートのコマ図からゴールのコマ図まで、指定速度で走行します。

【ロードブックの見方】
・22.89キロ地点からSS-1がスタートする
・指定速度は35キロ
・一旦停止し、SSの計測アプリを立上げてください
・基本的にSSを設定する箇所は分岐がすくなく、ナビゲーションが不要ですので、 指定速度で走る事に集中できます
・必要なら、ナビゲーションと計測アプリ用のスマホを別にするか、画面を分割して表示をしてください

【SS計測アプリの操作①】
・これから走行するSSをプルダウンメニューから選択する
・ゼッケン、名前、メールアドレスを入力する
・入力が終わったら、①GPS接続ボタンをタップする(正しいSSのスタート位置にいるかチェックする)

【SS計測アプリの操作②】
・①のボタンが「準備OK(スタート可)」に変わったらスタート可能です。②のスタートボタンをタップしてSSをスタートしてください

【SS計測アプリの操作③】
・ゴール地点に到達したら、バイクを停めてゴール(送信)のボタンをタップする

【SS計測アプリの操作④】
・計測データの送信が成功したら、送信完了と表示される
・SSの計測は終了
